朝鮮中央テレビは、北朝鮮の最高指導者、金正日労働党総書記が17日午前8時30分、現地指導の際、列車の中で心筋梗塞を起こし、心原性ショックを併発、死去したと報道。
後継者は三男、金正恩中央軍事委員会副委員長と伝えており、軍部を中心に体制維持を図るとみられる。
北朝鮮をめぐる情勢は一層不透明となり、核兵器と弾道ミサイルの開発を進める北朝鮮の行方は今後とも注視する必要がある。
党代表者会と中央委員会総会で後継者に確定した正恩氏は軍の支持を受けており、軍事優先の「先軍政治」体制が存続される見通しだが、権力闘争が当たり前のこの国家は半年以内に急速に瓦解するだろう。